アイスには賞味期限はないけど、機械には寿命がある。

2017/10/21

アイスショーケースの寿命は突然やってくる

今年に入って取引先のアイスクリームを入れてるショーケースが3台壊れました 、、、

そして、今年に入り修理したショーケースは2台… 現在、今にも壊れそうなショーケースは4台もあるんです(笑) 重なるもんだ!と言われながら重なり過ぎでしょ・・・  

そのうち壊れた3台のうち2台は修理しようとしましたが、メーカーのメンテナンス期間が終了で、部品が無い為修理も出来ないとか、ガス漏れ箇所が修理できない場所が漏れてると言うことで、修理不可だと言われました。

もちろんそんな時でも出張費、作業費はとられるわけですよ。

まぁ出張費はわかるんですが、直らないなら作業費ぐらいはと思うんですがね… その筋の関係者から怒られるからこれ以上はやめておこう(笑) 仲良くしておかないと…   多分部品変えたらまだまだ頑張ってくれそうな機種なんですけどね。

残念・・・  

 

アイスクリームショーケースはこんな感じ

因みに、私たちが利用しているショーケースとはコンビニやスーパーに設置されてるような代物では無く、昔から個人商店にあるこんな機種です。  

A アイスショーケース

 

※参考価格(希望小売価格)

奥行、高さは全て一緒で幅の違いで値段が変わって来ます

〇横幅75センチ  252,000円(税別)

〇横幅120センチ 362,000円( 〃 ) このサイズが一般的に流通しています  

 

 

B デュアルショーケース

※参考価格(希望小売価格)

こちらは横幅が一番小さいタイプで120センチとなります。

価格はど〜〜〜んと上がって825,000円(税別)となります。

あくまでも参考価格となりますので、こんな価格で購入することはないですが、アイスを売るには高い入れ物な訳なんです。  

 

 

これからのアイス小売業界

運が良かったこともありました。 たまたま調子が悪くなる前に店舗に補充に寄って、なんかアイスが柔らかいな…と感じたので一度アイスを引き上げて調子を見たら、庫内温度が常温になっていたんです。ほったらかしにしていたらアイスは解けていました。

ほとんどのお店がそうなんですが、毎日冷凍庫の調子を確認するわけではないので、アイスを購入しようとしたお客さんが気づいて、とけてますよ〜みたいな事が多いように思います。

機械も壊れてアイスも溶けて・・・って、それは辛いんです・・・  

昔の景気がいい時代は、メーカーから様々な条件が出て、それをクリアーしたらショーケースがサービスされたりとかしたときもありました。 もうそんな時代は終わって、私たち業者が購入するのか、お店が購入するのかの選択肢しかありません。

しかし、 もう業者が買ってまで提供する時代も終わったように思います。 正直、業者も提供してまで商いがなりたたないわけです。お店も一緒だと思います。

じゃどうする??ってことなりますが、商売とはそんな単純なものでもありません。  

 

 

アイスショーケースの引き上げ

今日はそんな壊れた機械を引き上げて来ました。

このデュアルショーケースは重たくて一人では運べませんし、持ち上げられないので、商売仲間のガス屋さんにお願いをして、ウインチがついてる車をいつも出してもらいます。

 

 

このBデュアルショーケースの壊れる症状としては、下段はほとんど壊れる事はありませんが、上段(観音開き)が壊れてアイスがイカレテしまいます。

とりあえず、倉庫へ持って行きます。

 

 

私たちは思います。

これから先、アイスクリームのショーケースを提供しなくてもいいアイスの商売をメインに考えていかなければなりません。 そうなると販売店は大手だけになってしまいますが、後5年も経てば業界は目まぐるしく変化していると思います。  

なんか、マイナスな話のように聞こえますが、現状をお話させていただきまた。

 

私たちは、アイスを全国の皆さんへお届けするために、楽しくアイス業をやって行きますよ♪    

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アイス専用スプーン

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