市販のアイスが更に値上げになります(2025年3月より)

2025/01/28

市販のアイスが更に値上げになります(2025年3月より)

今年も3月より市販のアイスの値上げが予定されています。もちろん様々なモノの値段が上がっていることは重々承知しておりますが、手軽に購入できる商品では無くなってきたような気がします。

アイスクリーム業界全体での値上げの背景には、業界特有の要因と共通する経済的要因が存在します。以下は主な理由です。

1. 原材料価格の上昇

2. エネルギー価格の高騰

3. 物流コストの増加

4. 包装資材費の高騰

5. 人件費の上昇

6. 需要の変化と競争激化

7. インフレーションと円安の影響

これらの複合的な要因が、アイスクリーム業界全体での値上げにつながっていると考えられます。業界では生産効率化や製造工程の改善などでコスト削減を試みているものの、現状の経済環境では限界に達しているケースが多いのが実情です。

それでは、1月28日現在の各社の値上げ状況をお知らせ致します。下記内容を確認いただくとお分かりだと思いますが、各社の主要商品の値上げが出揃って無い状況です。これまでの状況を鑑みますと、6月ごろに次なる値上げがあると予想されますね。

 

<江崎グリコ>

グリコでは、パピコ(チョココーヒー)が170円から190円と20円の値上げ。そして、なんとなんと、ジャイアントコーンは170円から198円で28円の値上げとなります。

 

<森永製菓>

森永製菓の代表的なアイスといえば、ジャンボモナカですが、今回の値上げには上がって来ておりませんから、次回以降の値上げが考えられます。

 

<井村屋>

井村屋は前回の値上げはじっと我慢して、今回値上げです。あずきバーのマルチが400円から420円への値上げです。

<名糖>

名糖は中堅メーカーなので、これまで値上げに対しては、他社の状況を見ていたところがあったと販売しますが、170円のパンポソーダなど、170円から一気に190円へと20円の値上げに踏み切っています。

<オハヨー乳業>

こちらも、売れ筋のジャージー牛乳ソフトの値上げが予定されています。

<東洋食品>

これまで、100円という価格を守り続けてきたかき氷が昨年100円から110円へと値上げされました。そして、今年は勢い付いてさらに10円の値上げです。守り続けてきた100円の壁を超えたことで値上げがしやすくなったのかもしれません。

<田口乳業>

中堅メーカーの田口乳業ですが、かき氷がなんと110円から一気に130円へと20円の値上げに踏み切っています。

<竹下製菓>

<久保田食品>

<フタバ食品>

<アンディコ>

以上がアイスクリーム各社の値上げ状況です。

これまでアイスクリームにはいわゆるゴールデンラインというものが存在し、パルムやジャイアントコーン・クーリッシュ・ピノ・ジャンボなどの販売価格を一律に合わせていたところがあります。それが、現在は170円です。しかし、今回の価格改定でゴールデンラインが無くなったと言えます。各社が170円から180円に上げるのではなく、それぞれの商品の価値によって値段が設定されていくのだと感じています。
アイスメーカーも見ているところは、大手だけでしょう。ドラッグやスーパーでの4割・5割引販売や、コンビニ等などによる商品ごとでの価格を設定する形へと切り替わっていくのでしょう。この先、一般小売店が取り残されないようにしなければなりませんね。

 

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