今後も日本中の皆様に安心してご当地アイスを提供できるように、できる限り新鮮な状態のままお届けできるようにするために、今回はアイス保管用の冷却ユニットを新設しました!
※放射冷却で朝の気温は氷点下
アイスクリームはご存知の通り温度が上昇すれば、解けます。冷却ユニット新設と言いましたが、解けないように冷凍庫のユニット交換をするためには、庫内の全ての商品を抜くか、アイスが解けないぐらい外気温が下がった寒い日にユニットを交換するかの選択肢となります。
昨年(23年)の春に発注をかけ、11月末の設置で動いて来ました。選択肢は、後者のため庫内の在庫はある程度減らしていたものの暖冬の影響で外気温が下がらず、24年度の2月へ無くなく延期をお願いしました。2月に入っても外気温はマイナスにはなりませんでしたが、この時期を逃すわけにはいかず、強行しました…
強行した理由は2つ。
・3月に入ると気温状況が考えられること。
・在庫を減らしたままでは、卸事業に影響がでるため。
ただし、私たちも指を加えて見ていたわけではありません。
新設にあたり、ご当地アイスは全て庫内から出して冷凍車に積み込みマイナス20度で保管しておきました。
業者さんも、庫外から作業を行い電源はできる限り落とさないように、そして人員も通常より増やして作業に対応してくれました。
その甲斐もあって、全くアイスが溶けることもなく、ユニットを取り付けることができました。
※廃棄する既存の機械
アイスクリームは冷凍庫で保管しますが、品質保持の期間が重要となります。単純に、品質保持期間は、-18℃より-25℃、さらに-30℃の方が長くなります。品質管理=温度管理=賞味期限管理を厳格に対応していくため、倉庫業法のF1基準(F1級マイナス20度〜30度)の冷凍庫設備を導入することで、お客様には出来る限り劣化の少ない状態で提供が可能となり、フードロス削減にも繋げられると考えています。
これまでは水冷式だったのが、空冷式になりました。霜取りも自分たちで手動行なっていましたが、これからは定期的な時間に自動で霜取りができるようになりました。その際、熱が出ますが、庫内のファンには自動でカバーがおりてくるため、商品には全く影響がありません。
快適です🎵
・やまざとの場所はこちらになります。下記動画にて駐車場等をご確認下さい。
(Googlemap)→ https://goo.gl/maps/vSuw5FbbYB62
◆私たちはアイス屋です。
◆この車でアイスを配送しています。