令和新時代で「ソフトクリームも進化！」

令和新時代で「ソフトクリームも進化！」 2020/02/04

令和新時代でソフトクリームも進化！

ソフトクリームと言えば、なんといってもあの食感。。。
マイナス18度で保存するアイスクリームでは味わえない舌ざわりが魅力ですよね。
昔のソフトクリームと言えば観光地や道の駅、テーマパークなどが主流でしたが、ここ最近では大手チェーン店での採用拡大でデザートの一つとしてのメニュー化が進んで2018年は震災や台風のダメージも大きかったが売り上げは微増のようです。
2019年は大型のＧＷが比較的好調でしたが問題の7月の梅雨明けの遅れで日照時間減の影響で前比はマイナス。
今後は、観光地・大型商業施設への取り組み強化はもちろん、ファミリーレストラン、ファーストフード店を中心とした外食産業へのアプローチを継続していくことだと言っているので、今後ますます街中にソフトクリームがあふれ返っていくでしょうね。
そうなると差別化、価値を生み出すものでないと売れない時代がやってきます。益々二極化です。
でも安易に考えてる面もあって、ここ数年ソフトクリームフリーザーの販売台数は毎年好調であり、潜在需要があることを示してる。とアイスクリーム流通新聞には記載されています。
簡単に言えば、昔よりフリーザーの機械の操作やメンテが簡単になった。スマートタイプや安価なフリーザーが売られるようになった。ことが大手チェーン店などが参入してきた経緯だと考えますし、メーカーも大手ならある程度の売り上げが見込める為、無償貸出などがあるのだと思います。思いますと書きましたが「あります！」に変更します。売上を伸ばし続けたいメーカー側と、ソフトクリームを扱いたい大手との駆け引きがうまいこと相乗効果を産み出しているのだと思います。

<ソフトクリーム原料ミックス生産量年次推移（1994～2018年表>

日本で初めてソフトクリームが登場した日

「ソフトクリームの日」の7月3日に特別メニューを提供する店舗も増えたり東京オリンピックに向け、日本産の素材を使いジャパンブランドをＰＲポイントにした展開も始まっているようです。
素材やコーンにこだわった500円、700円台も登場し、高価価格帯商品も市場に受け入れられています。

日世が2013年に発売を開始した、ラングドシャコーンを使い、乳脂肪分12.5％（これ凄いこと）の濃厚な食感が楽しめる「クレミア」は、高価格帯商品が浸透する切っかけを作りました。ブランドが浸透してラインナップも増え、観光地の看板商品となり高級路線を牽引しています。

どんな場所でソフトクリームを食べる？？

日本ソフトクリーム協議会が2019年7月～10月に一般消費者を対象に「どんな場所でソフトクリームを食べる？」を見てみると、
1位観光地
2位ショッピングセンター
3位高速道路（ＰＡ／ＳＡ）
4位量販店内

などであり、一昔前にお目にかかれなかった駅ナカ、競馬場なども増えているようです。

まとめ

ソフトクリームは味の種類が豊富で、ほとんどの食材と合わせることが出来、豊富なラインアップは日本独自の食文化となりました。まず、観光でその土地に来たらソフトクリーム・ジェラートを食べ、土地の特徴を感じてもらうという消費習慣を根付かせていくことが効果的であるはずです。
内情を言えば、ソフトクリームに混ぜ込む液が市販されており、そのエキス（全国どこでも同じ味）を使って地域特産をうたっているところもあります。消費者をだましているとは言いませんが、もっと消費者も「モノ見る目」を肥やしていく必要があると思います。

～アイスクリーム流通新聞より一部を抜粋しております～

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