兵庫県但馬の雪国に雪が無い現実を直視する

兵庫県但馬の雪国に雪が無い現実を直視する 2024/01/01

兵庫県但馬の雪国に雪が無い現実を直視する

明けましておめでとうございます。
大晦日は、夜テレビをつけたらWBCの再放送をしていて、ずっと見ていました。何度見ても感動するし気持ちを奮い立たせてくれますね。頑張ろう！
さて、兵庫県北部の雪国に今シーズンは雪がありません。

現時点では、ハチ北スキー場内の１エリアだけの営業。それも、このままではもう限界は近いと思います。
おじろスキー場、奥神鍋スキー場、アップ神鍋スキー場、万場スキー場、牧場公園スキー場）は少し営業していましたが、その他（スカイバレイ、ハチ高原、氷ノ山）のスキー場はまだ一度も営業出来ていません。逆にこの雪でよく営業できていたんだと思います。

私が、Uターンをして21年ほど経ちましたが、お正月に雪が無いのは今年で2回目。但し、1回目は何年前か忘れましたが人工コースがあるスキー場が３〜４個あったので、コースがあるスキー場は営業出来ていました。多分このままでは降雪は期待できそうにありませんので、全てのスキー場が営業出来ない状況になりそうですね。前代未聞の事態です。

私たちはアイス屋ですが、スキー場では意外と売れるんですよ。
みなさんも思い出して下さい。天気のいい日にスキーをやっていたら暑くて冷たいものが食べたくなりますよね。帰りには日帰り温泉等の利用も多いので、温泉上がりにアイスは必需品です。だから、この状況は私たちにとっても大変厳しい状況ですが、なぜか気持ちは落ち着いています。
こんな日が来ることを予測していたこともあるのでしょうが、去年スキー場で、大雪の日にロッジまで辿り着けなかったことが少しトラウマになっているのかもしれません。場内をスノーモービルにアイスを積み込んで運んで行きますが、大雪で前後左右の視界も悪く新雪に突っ込んで、近くのロッジの方に助けてもらったり、その後、ゲレンデを横断するルートでまたもや新雪に突っ込んで動けなくなりました。何とか脱出はしたものの怖くて引き返したことがありました。初めての出来事ですし、散々でしたね（笑）

近くのロッジの方に助けてもらった時の動画です。この後ゲレンデ動けなくなった時は、動画を撮る元気もありませんでした。

この動画はスキー場の裏側です。スキー場ではこのように業者は奮闘しております

年齢も重ねていくわけですから、商売のやり方も考えていかなければなりません。
さて、正月に但馬地域の全てのスキー場で雪が無いという未知の世界へ突入していくわけですが、不安より変われる（変わらなければならない）楽しみの方が大きいかもです（笑）

さいごに

先日、取引先の旅館の方から聞きましたが、スキー場が営業出来ないため5日までのツアーキャンセル人数は120名だと言ってました。厳しいですよね。
って、そこの私たちもアイスを納品していますから、間接的に被害はこうむっているわけです。
ハチ高原スキー場では、リフトが動いていないのに、スキー学校の子どもたちは来てレンタルスキーでスキーを楽しんでいました。ハチ高原のロッジの方は、雪が無くても来てくれる学校があるんです。とおっしゃっていました。
一元客を狙うスキー場は、この状況だと客はゼロでしょうが、学校関係とパイプを結べているところは、雪が少なくても子どもたちは来て楽しく遊んでいました。さすがだなって思いました。スキー場によってこれだけ明暗が分かれるわけです。そう考えると進むべき道も見えてきます。

私たちは、アイス好きがこうじて全国の様々なご当地アイスを取り扱うようになりました。今や日本の隅々までお届けできます。そして、昨年末からこのご当地アイスと主婦がつくる焼肉のタレYOSHIのセットが販売開始となりました。この主婦が作る焼肉のタレYOSHIは完全手作りで作ってます。是非、一度ご賞味下さい。絶対に損はさせませんよ。

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