2020年のクリスマスケーキ事情

2020年のクリスマスケーキ事情 2020/11/07

2020年のクリスマスケーキ事情

店舗ではご注文の受付を始めています。

今年はコロナもあり、様々な販売方法も見直しを進めてまいりました。

結論から申し上げて、
今後、クリスマスケーキの配達は取りやめていきます。
まずは店舗での受け渡しへ移行します。これまでご自宅の玄関先までお持ちさせていただいていたお客様にはご不憫をお掛け致しますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
但し、地域外 1部のルート配送でのお客様にはルート曜日での配送を行いますが縮小予定です。

今年については、切り替えでのご迷惑を考え店舗へ引き取りに来ていただいたお客様には、「喫茶・お食事処やまざと」でご利用できる、１注文の総額3,000以上お買上で生ビールorチューハイ「1杯無料券」を差し上げます。
（※6,000円以上で2枚お渡し）
これは、これまでお届けしていたお客様に、わざわざ足を運んでいただくことへの私たちのほんの気持ちです。

本音での話

クリスマスケーキもこれまである程度の数を販売してきました。
いつもケーキの配達が終わるまでピリピリムード。
何百とあるケーキを当たり前ですが、１つたりとも間違う訳にはいかないわけです。

私たちはアイス屋ですから、当初（先代）はアイスケーキだけ販売していたようです。
私たちが子供の頃はアイスケーキが出始めたころかな。。。
あるにはあったのかもですが、日本の隅々まで卸業者がお届け出来るようになったのはまだここ何十年ぐらいでしょうか。
ほとんどのアイス業者は大変な作業の為、ケーキの卸販売をやめてしまいました。

※ドライアイスをアイスケーキに詰めている画像

まぁそれには、詳しくは申し上げませんが、スーパー等での安価な乱売等の影響も関係したと思います。

何も知らない人は、
「よーもーかってるな！」って言ってくるわけですが、
正直、配達なんてしていたら赤字なケーキメーカーもあるわけで、薄利多売での販売です。
「いやいや、そんなことないですよ」って言っても通じる訳もなく、私たちが大きな利益を取って販売していると思われているんですよね。
これまで、クリスマスケーキの販売は、この1年もこの地域で無事に「商い」をさせてもらえた感謝の気持ちをこめて、地域の皆様へ1年間のご愛顧として販売してきました。

逆にそうでも思わないとやっていけなかった、、、
これからもその気持ちは大事にしていきたいですが、また違った方法で進めていきたいと思っております。

変化を恐れるな！

何年後かに、このコロナがいい意味での分岐点となったと言えるようにしたいものです。
最近、良く思うことがあります。
人は「変化を嫌う！」まぁ不安を嫌うと言った方がいいのかも知れません。
今よりも良くなるかも知れない。
今よりも売れるかも知れない。
と言ってもなかなか変わらない。変われない。
現状に100％満足でもないけど、不安があるものへあえて変化する必要もない。

大阪都構想もそうですよね。
身近なところで言えば、補助金もそう。
言い方は悪いですが、「きっちりと事業計画書をかけば、お金がタダでもらえる！」って言ってもやらない。挙句に、手伝うで！って言ってもはぐらかして放置、、、
私には理解が出来ない、、、

話がそれましたが、
私たちに置き換えると、今、これまでのこのケーキの慣習を替えるチャンスなんです。
それが今年なんだと思います。
いくつになっても変化を恐れず変わることへ勇気をもっていどんでいきたいですね。