驚いた!? 明治スーパーカップバニラはアイスクリームでは無い!
前々から気になっていたことを記載します。
アイスクリーム類には4つの種類があります。
・アイスクリーム・・・乳固形分15.0%以上 うち乳脂肪分8.0%以上
・アイスミルク・・・乳固形分10.0%以上 うち乳脂肪分3.0%以上
・ラクトアイス・・・乳固形分3.0%以上
・氷菓・・・上記以外のもの
※上記種類等をもっと詳しく代表的なアイスを用いて説明しています↓(画像をクリック)

全てを、総評してアイスクリームと言っていますが実はスーパーカップはラクトアイスの分類に入ります。
つまり、消費者はアイスクリームだろうが、アイスミルクだろうが、そんなことをお構いなしにアイスを楽しんでいるのだろうと感じています。
それでいいと思いますが、せっかくなので人気のスーパーカップバニラについて少し“ナゾ”な部分を知って欲しくて今回のブログを書きました。
なぜ、スーパーカップはラクトアイスなのか??
スーパーカップは、アイスクリーム類の4つの種類から選ぶなら、ラクトアイスとなります。
なぜ、ラクトアイスなのかというと、「これだけの容量で、乳脂肪分が多いと食べ飽きるかもしれませんが、ラクトアイスなのでコクやキレがある。」とのこと。その実現方法に「植物油脂」を使うことらしいんですよ。

因みに、成分表はこんな感じです。

商品概要
内容量 200ml
種類別 ラクトアイス
無脂乳固形分 8.5%
植物性脂肪分 13.0%
卵黄脂肪分 0.5%
原材料名 :乳製品(国内製造又は外国製造)、植物油脂、砂糖、水あめ、卵黄、ぶどう糖果糖液糖、食塩/香料、アナトー色素、(一部に卵・乳成分を含む)
気になっているのはその植物油脂というところ。
これを調べても確かな答えは無く、もちろんメーカー側も開示をしていません。
おそらくパーム油を使っているようですが、具体的にはパーム油に含まれる酸化防止剤が危険だと言われており、動物実験では発がん性も認められたそうです。
※BJ参照https://biz-journal.jp/2017/06/post_19586_2.html
決してスーパーカップの酷評しているわけではありません。
上部にも記載しましたが、「消費者は種類別を気にせずアイスを楽しんでいる。」という人も多いと思いますので、アイスのことをちょっとでも知ってもらう為に、改めて成分表とその植物油脂について簡単に説明をしました。
詳しく記載されていないので、こういったナナメから見ている意見もあるんだよということを知ってもらいたかったわけです。
乳固形分とは??
牛乳から水分を除いたもので、たんぱく質、炭水化物、カルシウム、ビタミンなどです。さらに、乳脂肪分は牛乳から水分と乳固形分を除いたものです。
ちなみに、牛乳100g中に3.8g程度しか含まれておらず、これを集めてつくるバターが高価なのがわかります。
アイスクリームは、この乳脂肪分が多いほど牛乳本来のコクのある味になりますが、その分、値段が高くなります。また、値段を抑えた場合は容量が少なくなります。
そこで生まれたのが、低価格で大容量のラクトアイスです。
しかし、安いだけでは売れませんので、高価な乳脂肪分の代わりに安価な植物油や食品添加物を使うことで、アイスクリームに近い味を開発したのです。ラクトアイスが人気を得ているのは、「味、低価格、容量の多さ」という3拍子が揃っているからです。
さいごに
植物油脂が使われているアイスを調べて見ました。
こちらです。
※ロッテと森永製菓の商品が多いですが、ここに意図するものはありません。私たちが販売している商品から選択しました。逆を言えば、ロッテや森永製菓の商品を多く販売しているということになります。
◆ロッテ クーリッシュバニラ
種類別:ラクトアイス 無脂乳固形分5.0% 植物性脂肪分5.0% 卵脂肪分0.1%
原材料名:砂糖、異性化液糖、乳製品、植物油脂、卵黄(卵を含む)、果糖、食物繊維、食塩/乳化剤、安定剤(増粘多糖類、セルロース)、香料、アナトー色素


◆ロッテ Rummy
種類別:アイスミルク 無脂乳固形分6.9% 乳脂肪分3.3% 植物性脂肪分5.4%
原材料名:生チョコレート(砂糖、カカオマス、乳製品、ココアバター、チョコレート、ラム酒)(国内製造)、乳製品、砂糖、ラムレーズン(レーズン、転化糖、ラム酒)、植物油脂、カカオマス、ココア、シロップ/酒精、乳化剤(大豆由来)、ソルビトール、安定剤(増粘多糖類)、香料


◆井村屋 たい焼きアイス
種類別:アイスミルク 無脂乳固形分10.8% 乳脂肪分3.3% 植物性脂肪分6.0% 卵脂肪分0.4%
原材料名:砂糖、水あめ、小豆、乳製品、チョコレートコーチング(乳成分を含む)、もなか(小麦を含む)、植物油脂、コーンスターチ(遺伝子組換えでない)、卵黄(卵を含む)、還元水あめ、食塩/ソルビトール、加工でん粉、乳化剤(大豆由来)、香料(乳・大豆由来)、 安定剤(増粘多糖類)、カラメル色素、膨脹剤


◆森永製菓 パリパリサンド
種類別:アイスミルク 無脂乳固形分7.0% 乳脂肪分3.0% 植物性脂肪分5.0%
原材料名:ビスケット(小麦・卵を含む)(国内製造)、チョコレートコーチング、砂糖、乳製品、水あめ、植物油脂、チョコレート、デキストリン/乳化剤(大豆由来)、膨脹剤、香料、安定剤(増粘多糖類)


◆森永製菓 ザ・クレープ
種類別:アイスミルク 無脂乳固形分7.0% 乳脂肪分3.5% 植物性脂肪分5.0%
原材料名:チョコレートコーチング(国内製造)、クレープシート(小麦・卵を含む)、乳製品、砂糖、水あめ、植物油脂、ビスケットクランチ、デコレーションホイップ(大豆を含む)、コーンフレークパウダー、チョコレート、デキストリン/加工デンプン、トレハロース、乳化剤、安定剤(増粘多糖類、加工デンプン)、香料、カゼインNa、膨脹剤、カラメル色素、pH調整剤、メタリン酸Na、カロテン色素


◆グリコ ジャイアントコーン
種類別:アイスミルク 無脂乳固形分7.0% 乳脂肪分3.0% 植物性脂肪分9.1%
原材料名:乳製品、チョコレート、砂糖、コーン、水あめ、チョコレートコーチング、植物油脂、キャンデーコートピーナッツ、ビスケットパウダー、小麦パフ/乳化剤、香料、安定剤(増粘多糖類)、シェラック、着色料(カラメル 色素、カロチン)、(一部に乳成分・小麦・ピーナッツ・大豆を含む)


◆森永製菓 チョコモナカジャンボ
種類別:アイスミルク 無脂乳固形分8.0% 乳脂肪分3.0% 植物性脂肪分5.0%
原材料名:原材料:チョコレートコーチング、砂糖、モナカ(小麦を含む)、乳製品、植物油脂、水あめ、デキストリン、卵黄、乳化剤(大豆由来)、香料、安定剤(増粘多糖類)、着色料(アナトー、カロテン)


販売しているアイスを少し確認しただけでこれだけありました。
もちろん、MOWバニラやPARM、ガリガリ君などには植物油脂は入っていませんし、同様のアイスもたくさんあることも知って下さい。
私も詳しくは知らなかったことなので、これを機会にアイスの選び方にも少し気を付けていきたいと思います。
因みに、
ハーゲンダッツバニラでは以下のような成分表です。
余計なものが一切入っていないですよね。
◆ハーゲンダッツジャパン ミニカップバニラ
種類別:アイスクリーム 無脂乳固形分:10.0% 乳脂肪分:15.0% 卵脂肪分:0.8%
原材料名:クリーム(生乳(北海道))、脱脂濃縮乳、砂糖、卵黄/バニラ香料、(一部に乳成分・卵を含む)


私たちが取り扱っている全国のご当地アイスも同様なんですよ。
◆那須千本松牧場(栃木県) ミレピーニバニラ
種類別:アイスクリーム 無脂乳固形分:11.0% 乳脂肪分:15.0% 卵脂肪分:0.8%
原材料名:生乳(栃木県産)、クリーム、脱脂濃縮乳、砂糖、卵黄(卵を含む)/香料


パッと成分表を見て思いません??
成分が単純なんです!
高価だから、安心安全ということではないでしょうが、安価故に入れなければならなかった成分等は一切入っていません。
乳脂肪分は入っていますが、植物性脂肪分なるアイス用に人工的につくられたものは入っていませんので体にやさしいアイスだといえます。
皆さんはどう感じますか。。。
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